WiMAXプロバイダ7社を徹底比較!本当におすすめのプロバイダは?

UQ WiMAX

WiMAXと一言でいってもプロバイダは幾つもあり、どれを選んだらいいのか分からない人も多いですよね。

そこでこの記事では、

  • WiMAXプロバイダを比較するポイント、
  • 主要なプロバイダ7社の特徴を詳しく紹介
  • 本当におすすめのプロバイダがどれなのか

を導き出します。料金の安さ重視、サービスの内容重視など、ユーザーのタイプ別おすすめのプロバイダも分かりますよ。

WiMAXプロバイダ選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

WiMAXって名前が付くサービスが多過ぎて、僕も違いが分からなかったんです!

この記事を読むとどんな違いがあるのかよく分かるから、一緒に読み進めていこう。

WiMAXプロバイダを比較するポイント

WiMAXのプロバイダを比較する上で最低限知っておきたい基礎知識は、次の4つです。

  1. 申し込みはプロバイダ経由がお得
  2. ギガ放題プランと7GBプランがある
  3. 月額割引とキャッシュバックの違いに気を付けよう
  4. WiMAXルーター機種は最新がおすすめ

では、ひとつずつ詳しく考えてみましょう。

1.申し込みはプロバイダ経由がお得

お得度で考えると、WiMAXの回線事業者UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXより、プロバイダの提供するWiMAXサービスのほうがお得です。

というのも、WiMAXの本家といえるUQコミュニケーションズは、各プロバイダにWiMAXサービスを販売してもらうために販売奨励金を出しています。

各プロバイダはその奨励金を使って割引やキャッシュバックなど様々な特典を用意することができるんです。UQ WiMAXがプロバイダと同じくらいお得なのであれば、誰もがWiMAXの本家であるUQ WiMAXを選びますよね。

まとめると、WiMAXはプロバイダ経由で申し込むほうが総額で数万円はお得になります。

つまり各プロバイダはWiMAXの販売代理店ということなんだ。

なるほど、街のスマホショップが大手キャリアの販売代理店なのと同じですね。

2.ギガ放題プランと7GBプランがある

WiMAXサービスには、データ使用量の上限がない「ギガ放題プラン」と、月間7GBまで使える「7GBプラン」が存在します。

通常は、ギガ放題プランを選ぶほうが間違いなくおすすめです。7GBプランはギガ放題プランに比べて料金は少し安くなりますが、1ヵ月7GBつまり1日あたり約230MBまでしか使えません。

インターネットに接続した時、Windowsや他のアプリケーションの自動更新などでもデータを使うので、自分で使えるのは1日200MB以下といえます。200MBというデータ量は、youtubeで画質720pの動画を約11分観ると消費してしまいます。これは少なすぎですよね。

動画も観る人なら、WiMAXのプランはなるべくギガ放題プランを選ぶようにしましょう。

Netflixで映画鑑賞が趣味の僕はギガ放題プランにするといいのか・・・メモメモ。

3.月額割引とキャッシュバックの違いに気を付けよう

プロバイダ系WiMAXでは、特典として月額割引かキャッシュバックが選べることがあります。キャッシュバックのほうが魅力的に見えるかもしれませんが、思わぬ落とし穴も。

それは、キャッシュバックを受け取れるのが1年後のため受け取り手続きを忘れてしまうことがあるんです。その点、月額割引なら確実に料金割引の恩恵を受けられます。

割引の総額とキャッシュバック額は大体同じなので、リスクを小さくするという意味で月額割引のほうがおすすめですよ。

メリットデメリット
月額割引❶毎月の料金が安くなる
❷確実に恩恵を受けられる
・特になし
キャッシュ
バック
・3万円程度の現金がもらえる❶受け取り手続きが面倒
❷手続きを忘れるともらえない
❸受取りは1ヵ月~1年後

華々しさより確実さ。これは私のモットーでもあるからね。

4.WiMAXルーター機種は最新がおすすめ

WiMAXをプロバイダ経由で申し込む際、ルーター機種はなるべく最新のものを選びましょう。ルーターは2年に1度くらいの頻度で新たな機種が登場しています。

最新のものは性能が良く、電波の入りが改善されていたりします。端末代金がかかるとしても以前の機種と金額が変わらない場合がほとんどなので、最新機種を選ぶのに越したことはありません。

ルーター端末代金は無料?それとも実質無料?

ルーターの端末代金は無料とうたっているプロバイダでも、本当に0円の場合と“実質無料”の場合があるため注意が必要です。

実質無料というのは、2年間など一定期間は契約を継続することで0円になり、それより前に解約すると端末代の残債を請求されるというもの。携帯キャリアでもよく見かけるシステムですよね。

できれば完全無料のプロバイダを選んだ方がいいでしょう。

WiMAXプロバイダ7社の比較表

下記の比較表を見ると、各WiMAXプロバイダの違いが一目で分かります。実質月額と総額料金はギガ放題プランの金額を表記しています。また、総額料金に初期費用は含みません。

  • 総額料金
    (月額料金×契約月数)+端末代金
  • 実質月額
    (総額料金-キャッシュバック額)÷契約月数
サービス名実質月額
(税抜)
キャッシュバック契約期間auスマート
バリューmine
総額料金
(税抜)
GMOとくとくBB
《キャッシュバック》
3,348円28,600~
31,600円
3年152,160円
(3年間)
GMOとくとくBB
《月額割引》
3,351円2,000円3年122,660円
(3年間)
Broad WiMAX3,572円なし3年128,626円
(3年間)
JP WiMAX
※新規契約停止中
3,286円10,000円3年×128,300円
(3年間)
BIGLOBE WiMAX4,746円7,000円1年63,960円
(1年間)
UQ WiMAX
(2年契約)
4,505円なし2年108,120円
(2年間)
UQ WiMAX
(契約期間なし)
5,300円なしなし63,600円
(1年間契約した場合)
DTI WiMAX3,518円なし3年×126,670円
(3年間)
カシモWiMAX
《新端末プラン》
3,624円なし3年×130,468円
(37ヵ月)※
カシモWiMAX
《最安級プラン》
3,524円なし3年×126,888円
(3年間)
◆横にスクロールできます →

※カシモWiMAX(新端末プラン)は端末発送月も日割りではなく1ヵ月分の料金がかかるため、端末発送月の料金込みで計算しています。

WiMAXは、次に説明する初期契約解除に対応しているよ。

WiMAX各社は初期契約解除制度に対応しており、端末が届いた日から8日以内に端末一式を返却すれば、理由を問わず契約をキャンセルすることができます。
この場合、支払う費用は契約事務手数料の3,000円だけとなります。WiMAXは初めてだからちょっと不安という人、自宅に電波が届くか心配という人なども安心して申し込むことができます。

料金は実質月額で比較しよう

WiMAXの契約期間(縛り期間)は、プロバイダやプランごとに3年・2年・1年など異なります。またキャッシュバックの有り無しなども料金計算に入れないといけません。

そこで、各WiMAXの料金を平等に比較するためには実質月額を見ましょう。そうすることで純粋なコストの違いを知ることができるからです。

コストパフォーマンスは大事だけど、サービス内容の比較も忘れないようにね。

安さだけ追求して後悔したくないですもんね。僕も気を付けよう(>_<)

特典・キャンペーンは時期によって変わる

WiMAXプロバイダ各社が実施する特典やキャンペーンは、時期によって内容が変更になったり終了したりします。この記事を閲覧しておられる時点で、記事中の特典やキャンペーン情報が古くなっていることもあり得ます。

最新のキャンペーン内容については、各プロバイダのリンク先の公式ホームページにてご確認ください。

おすすめのWiMAXプロバイダ7社

WiMAXプロバイダの中でも人気の高い7社をピックアップし、プラン料金や特典など具体的に紹介していきます。自分に一番ぴったりのプロバイダを選んでくださいね。

  1. GMOとくとくBB
  2. Broad WiMAX
  3. JP WiMAX
  4. BIGLOBE WiMAX
  5. UQ WiMAX
  6. DTI WiMAX
  7. カシモWiMAX

1.GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAX

【ここに注目】
  • 月額割引orキャッシュバックが選べる
  • 料金は最安級

GMOとくとくBB WiMAXは、月額割引特典キャッシュバック特典を選べます。3年間の総額でも最安クラスで、コストパフォーマンスにも優れた人気のWiMAXプロバイダです。最新のルーター端末が0円なのも助かりますね。

ちなみに、キャッシュバック受け取りは1年後になるのに加え、受取り手続きを忘れてもらい損ねるリスクもあります。そのため、月額割引特典のほうがおすすめです。

支払方法クレジットカード
auスマートバリューmine対応
販売端末・NEXT W06
・NEXT WX06
・HOME L02
・HOME 02
端末代金0円

月額割引特典

月額割引特典ギガ放題プラン7GBプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバック2,000円2,000円
月額料金
(税抜)
端末発送月2,170円の日割り2,170円の日割り
1~2ヶ月目2,170円2,170円
3~36ヶ月目3,480円2,690円
37ヶ月目~4,263円3,609円

3年間の実質月額料金(ギガ放題プラン)3,351円

3年間の実質月額料金(7GBプラン)2,605円

キャッシュバック特典

キャッシュバック特典ギガ放題7GBプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバック28,600~31,600円
※12ヶ月後受け取り
月額料金
(税抜)
端末発送月3,609円の日割り3,609円の日割り
1~2ヶ月目3,609円3,609円
3~36ヶ月目4,263円3,609円
37ヶ月目~4,263円3,609円

3年間の実質月額料金(ギガ放題プラン)3,348円

3年間の実質月額料金(7GBプラン)2,731円

※キャッシュバック額は最大として計算しています。

\月額割引ページ/

公式サイト
\キャッシュバックページ/

公式サイト

高額キャッシュバックは魅力だけど、もらい損ねたら凹みますよね・・・

こまかい所に気を付けられる人ならいいけど、自信がないなら月額割引特典がおすすめだよ。

2.Broad WiMAX

Broad WiMAX

【ここに注目】
  • 乗り換え時の違約金を負担してくれる
  • 乗り換え先としておすすめ

Broad WiMAXは、他社インターネット回線からの乗り換え時に発生する契約解除料を、最大19,000円まで負担してくれる人気サービスを実施しています。WiMAXに乗り換えたいけど解約金がネックという方には、Broad WiMAXがおすすめですよ。

支払方法クレジットカード/口座振替
auスマートバリューmine対応
販売端末・NEXT W06
・NEXT WX06
・HOME 02
端末代金0円

3年間の実質月額料金(ギガ放題プラン)3,572円

3年間の実質月額料金(ライトプラン)2,926円

ギガ放題プランライトプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用事務手数料3,000円
初期費用18,857円
(Web割※適用時は無料)
キャッシュバックなしなし
月額料金
(税抜)
端末発送月2,726円の日割り2,726円の日割り
1~2ヶ月目2,726円2,726円
3~24ヶ月目3,411円2,726円
25ヶ月目~4,011円3,326円
Broad WiMAXの公式サイトをみる

※Web割は、Web申込・クレジットカード払い・指定オプション加入が条件となります。

3.JP WiMAX

【ここに注目】
  • 10,000円分ギフト券が即もらえる

JP WiMAXは、契約してすぐに10,000円分のAmazonギフト券がもらえる特典が特徴のWiMAXです。プランはデータ通信量の上限がない、いわゆるギガ放題プランのみとなっています。

JP WiMAXは現在、端末の在庫不足が理由で新規契約ができなくなっています。
支払方法クレジットカード
auスマートバリューmine非対応
販売端末・NEXT W06
・NEXT W05
・HOME L02
端末代金0円(24ヵ月以内に解約して端末を返却しなかった場合、違約金として残債期間×1,600円かかる)

 

契約期間3年
月間通信量無制限
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバック10,000円分Amazonギフト券
申込から2営業日以内に受け取り
月額料金
(税抜)
契約月
(1ヵ月目)
2,800円の日割り
2~3ヶ月目2,800円
4~24ヶ月目3,500円
25ヶ月目~4,100円

 

4.BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX

【ここに注目】
  • 契約期間の縛りが1年間と短い
  • ただし端末代金は2万円と高い

他のほとんどのWiMAXプロバイダが3年契約なのに対して、BIGLOBE WiMAXは1年契約と短いので気軽に申し込めるという特徴があります。ただし、ルーター端末は税込21,120円もかかってしまいます。すでにWiMAXルーターを持っていてSIMカードのみ契約するのであれば、BIGLOBE WiMAXはおすすめですよ。

支払方法クレジットカード/口座振替
auスマートバリューmine対応
販売端末・NEXT WX06
・NEXT W06
・NEXT WX05
・HOME L02
・HOME 02
端末代金19,200円(税別)

1年間の実質月額料金:4,746円

契約期間1年
月間通信量無制限
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバック7,000円
(端末同時購入時のみ)
月額料金
(税抜)
サービス開始月(0ヵ月目目)0円
1~3ヶ月目2,980円
4ヶ月目~3,980円

縛り期間が1年なのは嬉しいけど、実質月額だとすごく高くなっちゃうのか・・・

そう、だから実質月額で比較するのは大事なんだよ。

5.UQ WiMAX

UQ WiMAX

【ここに注目】
  • 料金は他プロバイダに比べて高い
  • 2年契約か契約期間なしを選べる

WiMAXの本家であるUQ WiMAXは、他のWiMAXプロバイダに比べて料金は比較的高いものの、本家ならではのメリットも。通信速度やサポート品質などが安定して高いことや、契約期間の縛りがないプランも選べます。

支払方法クレジットカード/口座振替
auスマートバリューmine対応
販売端末・NEXT WX06
・NEXT W06
・NEXT WX05
・HOME L02
・HOME 02
端末代金15,000円(税別)

2年間の実質月額料金(2年契約の場合)4,505円

契約期間2年自動更新あり2年自動更新なし契約期間なし
月間通信量無制限無制限無制限
初期費用登録料3,000円
キャッシュバックなしなしなし
月額料金
(税抜)
課金開始月3,880円の日割り3,880円の日割り3,880円の日割り
2~25ヶ月目3,880円3,880円4,050円
26ヶ月目~3,880円4,050円4,050円

WiMAXの本家だから、料金が高くても安心感のほうが大事な人ならいいかもね。

自動更新なしが選べるのも良心的ですよね。更新月の解約をうっかり忘れることも防げるし。

6.DTI WiMAX

DTI WiMAX

【ここに注目】
  • 全国の施設や飲食店で特別優待割引を受けられる

DTI WiMAXはキャッシュバックはないものの、ルーター端末が全て無料&比較的安い料金と、抑えるところはバッチリ抑えています。さらに見逃せないのが「DTI Club Off」です。

この会員限定サービスを利用すれば、全国の宿泊施設やレジャー施設、レストランや居酒屋などで特別サービスを受けられたり、特別優待価格が適用されたりします。上手に活用してお得度を高めたいですね。

支払方法クレジットカード/口座振替
auスマートバリューmine非対応
販売端末・NEXT W06
・NEXT WX05
・HOME L02
端末代金0円

3年間の実質月額料金:3,518円

ギガ放題プランモバイルプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用(事務手数料)3,000円5,500円
キャッシュバックなしなし
月額料金
(税抜)
利用開始月(1ヵ月目)0円0円
2ヶ月目0円0円
3ヶ月目2,590円3,500円
4ヶ月目~3,760円3,500円
DTI WiMAXの公式サイトをみる

7.カシモWiMAX

カシモWiMAX

【ここに注目】
  • 取扱いのあるルーター端末が豊富
  • ただし魅力には欠ける

カシモWiMAXは、月額1,380円~と業界最安級という広告で知られるWiMAXプロバイダです。これだけ見るととても安く感じますが、じつは業界最安1,380円なのは1ヵ月目だけ。

2ヵ月目以降はぐんと料金が上がり、3年総額で見るとそんなに安いわけではありません。auスマートバリューmineにも対応していないなど、魅力に欠けるといえるでしょう。

支払方法クレジットカード
auスマートバリューmine非対応
販売端末・NEXT W06
・NEXT WX06
・NEXT W05
・NEXT WX05
・HOME L02
・HOME 02
・HOME 01
端末代金0円

新端末プラン

新端末プランギガ放題プランライトプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバックなしなし
月額料金
(税抜)
端末発送月1,380円1,380円
1ヶ月目1,380円1,380円
2~24ヶ月目3,580円2,980円
25ヶ月目~4,079円3,379円

3年間の実質月額料金(ギガ放題プラン)3,624円

3年間の実質月額料金(7GBプラン)2,942円

最安級プラン

最安級プランギガ放題ライトプラン
契約期間3年3年
月間通信量無制限7GB
初期費用事務手数料3,000円
キャッシュバックなしなし
月額料金
(税抜)
端末発送月0円0円
1ヶ月目1,380円1,380円
2~24ヶ月目3,480円2,880円
25ヶ月目~4,079円3,379円

3年間の実質月額料金(ギガ放題プラン)3,524円

3年間の実質月額料金(7GBプラン)2,924円

カシモWiMAXの公式サイトをみる

1番おすすめ!GMOとくとくBB WiMAXの月額割引

GMOとくとくBB WiMAX

WiMAXプロバイダを7社紹介しましたが、総合的に見て一番おすすめなのは「GMOとくとくBB WiMAX」の月額割引特典です。

月額最安級&ルーター端末無料&キャッシュバック受取忘れのリスク無し、という3拍子が揃っています。これからWiMAXを始めるのであれば、GMOとくとくBB WiMAXの月額割引特典を選ぶと間違いないでしょう。

\月額割引ページ/

公式サイト
\キャッシュバックページ/

公式サイト

僕も、GMOとくとくBBが一番じゃないかと思ってたんですよ!

GMOとくとくBBはバランスが取れているのがポイントだね。

WiMAX比較 – 料金の安さ

WiMAXプロバイダの中で純粋な料金の安さ、いわゆるコスパが一番良いのはどのプロバイダなのか検証してみましょう。下記の比較表では、各プロバイダの契約期間中の総額を表記しています。また、キャッシュバックがある場合はそれも計算に入れたうえで実質月額を割り出します。

1.ギガ放題プランが一番安いWiMAXプロバイダは?

ギガ放題プランで実質月額が一番安いWiMAXプロバイダはJP WiMAXとなりました。ただしJP WiMAXは新規契約を一時的に停止しています。(2020年2月10日時点)

そのため1位に繰り上がるのが「GMOとくとくBB(キャッシュバック)」です。月額割引よりも実質月額では安いですが、キャッシュバックをもらい損なうリスクを考えると月額割引特典のほうがおすすめといえます。

順位ギガ放題プラン実質月額
(税抜)
キャッシュバック契約期間契約期間中の総額
JP WiMAX
※新規契約停止中
3,286円10,000円3年128,300円
1GMOとくとくBB
《キャッシュバック》
3,348円※28,600~31,600円3年152,160円
2GMOとくとくBB
《月額割引》
3,351円2,000円3年122,660円
3DTI WiMAX3,518円なし3年126,670円
4Broad WiMAX3,572円なし3年128,626円
5カシモWiMAX
《最安級プラン》
3,524円なし3年126,888円
6カシモWiMAX
《新端末プラン》
3,624円なし3年130,468円
7UQ WiMAX
(2年契約)
4,505円なし2年108,120円
8BIGLOBE WiMAX4,746円7,000円1年63,960円
9UQ WiMAX
(契約期間なし)
5,300円なしなし

◆横にスクロールできます →
※キャッシュバック額は最大として計算しています。

2.7GBプランが一番安いWiMAXプロバイダは?

月間7GB制限のプランでも、実質月額が一番安いのは「GMOとくとくBB(月額割引)」という結果になりました。

「インターネットがないのは困るけど、利用するのはメールやブラウザでニュースを読んだりするだけ」というライトユーザーなら、GMOとくとくBB《月額割引》の7GBプランにすると間違いありません。

順位7GBプラン実質月額
(税抜)
キャッシュバック契約期間契約期間中の総額
1GMOとくとくBB
《月額割引》
2,605円2,000円3年95,800円
2GMOとくとくBB
《キャッシュバック》
※2,731円28,600~
31,600円
3年129,924円
3Broad WiMAX2,926円なし3年105,336円
4カシモWiMAX
《最安級プラン》
3,004円なし3年108,168円
5カシモWiMAX
《新端末プラン》
3,024円なし3年108,868円
6DTI WiMAX3,305円なし3年119,000円

◆横にスクロールできます →
※キャッシュバック額は最大として計算しています。

WiMAX比較 – サービス

WiMAXプロバイダを次の4つのサービス面で比較し、どのプロバイダが優れているか考察します。

  1. ルーター端末が完全無料
  2. 無料でお試し可能
  3. オプションが魅力的
  4. ユーザーサポートの質

1.ルーター端末が完全無料のWiMAXプロバイダは?

ルーター端末が完全無料、つまり0円でもらえるWiMAXプロバイダは以下の通りです。

  • GMOとくとくBB
  • Broad WiMAX
  • DTI WiMAX
  • カシモWiMAX
  • JP WiMAX

この中で、最新ルーターを豊富に揃えているのは「GMOとくとくBB」と「カシモWiMAX」の2つになります。

でもコスパで比較すると、GMOとくとくBBのほうが3年間で1万円くらいカシモWiMAXより安くなるのかぁ・・・

2.無料でお試しが可能なWiMAXプロバイダは?

WiMAXを無料で試すことができるのは、UQ WiMAXとJP WiMAXのみです。WiMAXの申し込みに踏み出す勇気が出ないなら、まずはお試しサービスに申し込んでみるのもいいでしょう。

UQ WiMAXJP WiMAX
無料お試し期間15日間7日間
申し込み方法WebWeb

3.オプションが魅力的なWiMAXプロバイダは?

オプションはプロバイダごとに内容が異なるので、下記のオプション比較表を参考にするといいでしょう。結論としては次のようになります。

  • 端末保証を重視
    GMOとくとくBBUQ WiMAX、DTI WiMAX
  • セキュリティ重視
    ⇒GMOとくとくBB、UQ WiMAX
  • 困った時のサポート重視
    Broad WiMAX、JP WiMAX

WiMAX通信は暗号化されているよ。

WiMAXの通信には強力な暗号化技術AESが使用されており、他人に通信を傍受されたりハッキングされたりする心配は通常要りません。そのため、有料のセキュリティオプションを付けるのは必須ではなく、二重の備えと考えるといいでしょう。
プロバイダ名端末保証オプションセキュリティオプションその他オプション
GMOとくとくBB・安心サポート(300円/月)
・安心サポートワイド(500円/月)
・インターネット安心セキュリティ(500円/月)・公衆無線LAN(362円/月)
Broad WiMAX・安心サポートプラス(550円/月)・My Broadサポート(907円/月)
JP WiMAX・端末保証サービス(550円/月)・JPサポート(907円/月)
BIGLOBE WiMAX・インターネットサギウォール(300円/月)・パスワードマネージャー(150円/月)
UQ WiMAX・端末補償サービス(380円/月)・カスペルスキー(500円/月)
・ウイルスバスター モバイル for UQ mobile(290円/月)
DTI WiMAX・安心サポート(300円/月)
・安心サポートワイド(500円/月)
・グローバルIPオプション(96円/月、利用した月のみ)
・フィルタリングサービス(300円/月)
カシモWiMAX・安心サポート(300円/月)・U-NEXTビデオ7日間見放題(980円/月)

オプションはあくまで、あったらなお良いという感じで考えるといいよ。

4.ユーザーサポートの質が高いWiMAXプロバイダは?

ユーザーサポートの質が一番高いのは本家のUQ WiMAXで、他のプロバイダはどれも大体同じといえます。UQ WiMAX以外のプロバイダはあくまで代理店なので、技術的なことには答えることができません。

代理店経由のユーザーがUQ WiMAXに問い合わせると、代理店にまず問い合わせるように言われることもあるようです。そのため、ユーザーサポートが気になるのであれば料金は高くてもUQ WiMAXに申し込むのが無難かもしれません。

UQ WiMAXの公式サイトをみる

WiMAXについての疑問を解決!

ここから、初心者の方でもWiMAXのことがスッキリ分かるように疑問に答えていきます。

WiMAXは3年契約が多いけど2年や1年もある

3年契約は長すぎる、そんなに長期間縛られたくないという人には、2年契約のUQ WiMAXや1年契約のBIGLOBE WiMAXもあります。UQ WiMAXには契約期間なし、つまりいつ解約してもOKなプランもあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか?

WiMAX対応エリアを確認するには

WiMAXの通信エリア

WiMAXの対応エリアは、UQ WiMAX公式ホームページサービスエリアマップにて確認できます。他のプロバイダもWiMAX回線は全て同じなので、同様に確認するといいでしょう。

WiMAXのルーター機種はどれを選ぶといい?

WiMAXのルーター機種は、なるべく最新のものを選ぶのがおすすめ。2020年2月時点で最新のルーター機種は、モバイルルーターが「Speed Wi-Fi NEXT WX06」、ホームルーターが「WiMAX HOME 02」です。新しく発売されるルーターは以前の機種より改善されており性能も向上しているので、できるだけ新しいものを選ぶようにしましょう。

WiMAXとポケットWi-Fiは何が違う?

WiMAXとポケットWi-Fiは、回線の種類が違います。WiMAXはWiMAX回線、ポケットWiFiはスマホと同じLTE回線です。WiMAX回線は通信スピードが速く高速インターネットが可能ですが、電波は障害物に弱いという特徴があります。

それに対してLTE回線は、通信スピードはWiMAXに及ばないものの電波は強くて入りやすいという特徴を持ちます。

WiMAXは3日10GB超過で通信制限あり

WiMAXの3日10GB利用での通信制限

WiMAXのギガ放題プランならデータ通信量は無制限ですが、じつは直近3日間で通信量が合計10GBを超えると翌日に速度制限(最大1Mbps程度)がかかります。俗に言う「3日10GBの壁」とはこのことです。

高画質動画を長時間視聴したり、大容量データのダウンロードを繰り返したりすると、あっという間にこの壁にぶち当たることになるでしょう。インターネットのヘビーユーザーなら、WiMAXに頼り切るのは難しいかもしれませんね。

これって、週末は自宅でNetflixざんまいの僕にとってデメリットじゃないですか!?

だから、そんな新卒くんには次に紹介するポケットWiFiがいいかもしれないね。

どんなときもWiFiは完全無制限

どんなときもWiFi

WiMAXではありませんが「どんなときもWiFi」は本物の完全無制限で、インターネットをガンガン使用することが可能です。どんなときもWiFiはドコモ/au/Softbankの中から最適なLTE回線に自動接続するポケットWiFiです。

最大通信速度こそ150MbpsとWiMAXよりも低いですが、平均20~30Mbpsをコンスタントに出してくれるので、快適なインターネットが楽しめます。LTE回線なので屋内・屋外かかわらず電波も強いのも助かりますね。

どんなときもWiFiの公式サイトをみる

WiMAXの「ハイスピードプラスエリアモード」とは

WiMAXのハイスピードプラスエリアモード

WiMAXでは、WiMAX回線による通常の通信をハイスピードモードといい、高速モードのことをハイスピードプラスエリアモードといいます。

ハイスピードモードはWiMAX2+の電波のみ、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+とau 4G LTE回線の両方を使えるという違いがあります。上でも触れたとおりWiMAX回線は障害物に弱いという特徴がありますが、ハイスピードプラスエリアモードにしてLTE回線を利用すればその弱点を克服できるわけです。

ハイスピードプラスエリアモードは基本的に1,004円/月の有料オプションですが、各プロバイダとも3年プランであれば無料でこのモードが使えるようになっています。

【注意点】ハイスピードプラスエリアモードは月間7GB超で速度制限がかかる

ハイスピードプラスエリアモードを利用するにあたって注意したいのが、月間7GBという壁です。WiMAXは直近3日で使用データ量10GBを超えると翌日に速度制限がかかりますが、その後制限は解かれます。

しかし、ハイスピードプラスエリアモードの使用量が月間7GBを超えると、月末まで最大128Kbpsという非常に低速の速度制限が課されてしまいます。速度制限がかかってから通常のハイスピードモードに戻しても効果はありません。

月末までインターネットをほぼ使用できないという惨めな状態に陥ってしまうわけです。それで、ハイスピードプラスエリアモードを利用する場合はここぞ!という時だけ利用して、その後はまた通常モードに戻すように気を付けましょう。

WiMAXの実際のスピードは最大通信速度と違う

WiMAXの公式ページを見ると目に飛び込んでくるのは、最大440Mbpsという通信速度ではないでしょうか?でも、これは理論上の数値(ベストエフォートという)で、実際に出るスピードとは違います。

実際には、使用する環境や時間帯など様々な要因によって速度が低下し、10~100Mbpsの間で変動します。

WiMAX比較ポイントまとめ

WiMAXのプロバイダを様々な観点から比較してきましたが、結論をまとめると次のようになります。

総合的に一番おすすめ

月々の料金が最安級というだけでなく、最新のルーター端末が無料でもらえて端末保証オプションなども充実しています。これからWiMAXをはじめるなら、GMOとくとくBB《月額割引特典》を選ぶと間違いないでしょう。

回線乗り換えで違約金が発生する場合のおすすめ

Broad WiMAXは、他社インターネットサービスから乗り換え時に発生する解約違約金を最大19,000円まで負担してくれます。高額な解約金がネックで乗り換えられない、という人にはBroad WiMAXが一番おすすめです。

う~ん、「GMOとくとくBB」と「どんなときもWiFi」どっちにしようかなぁ。

他の記事ではそれぞれをもっと詳しく紹介しているから、そちらも参考にするといいよ。

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