タブレットやPCをいつでもどこでもインターネットに接続できるポケットWiFi。最近では光回線ではなくポケットWiFiをメインに選ぶ人も増えているなど、ますます人気が高まっています。
この記事では、主に次のポイントを具体的に説明します。
- ポケットWiFiの比較するポイント
- ポケットWiFi回線タイプごとの違い
- 回線タイプ別おすすめポケットWiFi
最後まで目を通して、自分にぴったりのポケットWiFiを選んでくださいね。
ポケットWiFiってWiMAXと同じなんじゃないんですか?
そんな疑問にも答えているから、読み進めていこうね。
一番人気のおすすめポケットWiFiは「どんなときもWiFi」
まず結論から率直にいうと、一番おすすめのポケットWiFiは「どんなときもWiFi」です。月額料金の安さ・通信速度の速さ・速度制限が無いことなど全般的にメリットが多く、今一番人気のポケットWiFiなのもうなずけます。
どんなときもWiFiの特徴については後ほど具体的に紹介しますが、次のようなタイプの人はどんなときもWiFiに申し込むと間違いないでしょう。
- 屋内・屋外、都会・田舎どこでも高速インターネットしたい
- スマホの通信代を節約したい
- 速度制限を気にせずインターネットをガンガン使いたい
- 海外旅行や海外出張時にもインターネットが必要
こう見てみるとすごく欲張りな感じがしますね~。
そんな欲張りな人にピッタリなのが、どんなときもWiFiなんだよ。
ポケットWiFiはここを比較しよう!5大比較ポイント
ポケットWiFiを提供しているプロバイダや会社が多いため、どういう基準で選んだらいいのか分からない人もいることでしょう。そこで、ここを比較すれば間違いない!5つの比較ポイントを解説します。
- 実質の月額料金
- 通信速度(実効速度)
- 電波のエリアと強さ
- 速度制限の有無
- 契約期間の縛り
1.実質の月額料金
誰もが最初に気になる料金ですが、ポケットWiFiは“実質的な”月額料金で比較するのが大事です。というのも、たとえばWiMAXはプロバイダごとに「最初の数か月は料金割引」「キャッシュバック」など特典が異なるため、パッと見では実質的な月額料金が分かりません。特典内容も計算に入れて実質的な月額料金を割り出すことで、公平な比較ができるわけです。WiMAXの実質の月額料金を算出するには次の式に当てはめます。
実質の月額料金=(契約期間中の総額料金-キャッシュバック)÷契約月数
契約期間はポケットWiFiによって1~3年と幅があるけど、この式なら公平に比較できるんだ。
僕は計算が苦手だから、記事後半の比較表でパパッと確認しようっと!
2.通信速度(実効速度)
ポケットWiFiの通信速度はプロバイダ公表の最大速度よりも、実際に体感する実効速度のほうが重要です。たとえば、あるポケットWiFiが最大速度440Mbpsとなっていても、実際にインターネット接続すると実効速度が20Mbpsだったりします。なので、プロバイダのホームページに記載の最大速度よりも、そのポケットWiFiを使っている複数のユーザーがシェアする実効速度をチェックするようにしましょう。この記事では各ポケットWiFiの平均実効速度も紹介するので参考にしてみてください。
3.電波のエリアと強さ
ポケットWiFiは持ち運んで使用する人が多いため、電波のエリアと強さも大切な比較ポイントです。これは、ポケットWiFiの回線種類(WiMAX回線/LTE回線/クラウドWiFi)によって大きく左右されます。WiMAXは生活圏が都市部なら十分エリア対応できますが、比較的に田舎や山間部であればLTEやクラウドWiFiのほうがエリアをカバーしています。また、WiMAXの電波は障害物に弱いのに対してLTEやクラウドWiFiは障害物に強いという違いも。お住まいの場所や周辺の環境によって適切なポケットWiFiを選ぶといいでしょう。
WiMAXとかLTEはよく聞きますけど、クラウドWiFiって何ですか?
クラウドWiFiについては下で詳しく解説しているよ。どんなときもWiFiもクラウドWiFiなんだ。
4.速度制限の有無
ポケットWiFiを選ぶ際に特に気を付けたいのが、速度制限の有無です。速度制限とは、データ通信量が一定を超えた場合に通信速度が制限されることをいいます。速度制限がかかると、動画が視聴しづらくなったりオンラインゲームに支障が出たりすることも。WiMAXは速度制限がありますが、LTEとクラウドWiFiには基本的に速度制限がありません。そのため、インターネットで頻繁に高画質動画や大容量オンラインゲームを利用する人はLTEかクラウドWiFiのほうがおすすめです。
5.契約期間の縛り
ポケットWiFiプロバイダや各プランによって、定められている契約期間が異なります。契約期間が1年/2年/3年のものもあれば、縛りが最初から無いものも。契約期間中に解約すると基本的に違約金が発生するため、申し込む前によく比較検討しましょう。
ポケットWiFi回線種類の違い 【WiMAX、LTE、クラウドWiFi】
ポケットWiFiを回線種類別にすると、WiMAX/LTE/クラウドWiFiの3つに分けられます。それぞれでどのような違いがあるのか表にまとめてみました。ちなみにLTEは、大手キャリ以外のポケットWiFiについて紹介しています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
WiMAX | ❶通信速度が一番速い ❷使い方に応じてルーター機種を選べる | ❶3日10GBの速度制限がある ❷電波が障害物に弱い ❸料金が比較的高め |
LTE | ❶電波が障害物に強い ❷月額料金が最安レベル | ❶使える回線は1つだけ |
クラウド WiFi | ❶速度制限がなく本物の使い放題 ❷トリプルキャリア対応で電波は最強 ❸海外でも使用できる | ❶契約の縛りが2年 |
WiMAX | LTE | クラウドWiFi | |
---|---|---|---|
主なポケットWiFi | UQ WiMAX、GMOとくとくBB等 | NEXTmobile | どんなときもWiFi、Mugen WiFi等 |
回線種類 | WiMAX/au LTE | LTE回線(Softbank 4G LTE) | LTE回線(3キャリア全てに接続可能) |
ルーターの種類 | モバイルルーター/ホームルーター | モバイルルーター/ホームルーター | モバイルルーター |
最大速度 | 1Gbps | 150Mbps | 150Mbps |
平均実効速度 | 30~80Mbps | 20~30Mbps | 20~30Mbps |
電波のエリア | やや広い | 広い | とても広い |
電波の障害物に対する強さ | 弱い | 強い | とても強い |
データ容量 | 7GB/使い放題 | 20GB/30GB/使い放題 | 使い放題 |
平均月額料金 | 4,000円 | 3,000円 | 3,500円 |
契約期間 | 0~3年 | 2年 | 0~2年 |
速度制限 | あり | なし | なし |
海外利用 | 不可 | 不可 | 可能 |
では、回線ごとの特徴を具体的に見ていきましょう。
WiMAX回線の特徴
- 通信速度が光インターネット並みに速い
- ルーター端末は複数のモバイルルーター/ホームルーターから選べる
- プロバイダを月額料金や特典によって選べる
- 3日10GBの速度制限がある
WiMAX(ワイマックス)は、ポケットWiFiの中でも通信スピードが一番速いのが特色です。使用条件がいい場合だと実効速度100Mbps近く出るので、光インターネットにも遜色ないレベルといえるでしょう。そのため、固定回線の代わりにWiMAXのホームルーターを契約する家庭も増えています。
WiMAXは固定回線と違い工事不要なので、家庭ですぐにインターネットを始められます。引っ越しが多い人でも、WiMAXルーターなら手続きが一切不要なのも光インターネットに比べて便利ですね。
WiMAXサービスを提供しているプロバイダごとに月額料金や特典内容は異なります。いっぽう、プロバイダが別でも回線は同じWiMAXなので、電波や通信速度に違いはありません。記事後半でWiMAXの主なプロバイダを比較しているので、参考にしてみてください。
3日10GBの速度制限に注意
WiMAXは、直近3日間の合計使用データ量が10GBを超過すると速度制限されます。10GBがどれくらいのデータ量かというと、youtubeの720p動画(HD画質)を約13時間観ることができる程度です。速度制限がかかると最大でも1Mbpsになり、超過した日の翌日18時~翌2時の間に制限がかかります。なお速度制限がかかったとしても、1Mbpsあればyoutubeの360p動画(標準画質)を支障なく再生できるスピードといえます。
週末に1日中映画を観賞するのが趣味の僕はちょっと不安かも・・・
それならWiMAXより、後で紹介するクラウドWiFiのほうが合ってるかもしれないね。
ハイスピードプラスエリアモードの月間7GB速度制限は要注意
WiMAXには上記の3日10GB制限に加えて、ハイスピードプラスエリアモードの月間7GB制限もあるので注意が必要です。通常のWiMAX通信(ハイスピードモード)に対して、ハイスピードプラスエリアモードとはau LTEを使った通信のこと。WiMAXの電波が悪い時などにこのモードに切り替えることで快適な高速通信ができます。ただし、ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えると、月末まで最大128Kbpsという超低速に速度制限されてしまいます。この速度制限は通常モードに切り替えても解除されないため、その月はまともにインターネットができないことに。そんな事態にならないために、ハイスピードプラスエリアモードの利用は慎重にしましょう。
LTE回線の特徴
- ソフトバンクの4G LTE回線を使用
- 電波が障害物に強く入りやすい
- 速度制限がなく大容量データ通信が可能
LTE回線を使用するNEXTmobile(ネクストモバイル)は最大通信速度こそWiMAXより遅いものの、実際の体感速度はほとんど変わりません。LTEの電波は障害物に強いので、建物内や地下鉄構内などでも快適なインターネットができるのもメリットです。LTEポケットWiFiには速度制限がないので、使い放題プランを選べば無制限のデータ通信が可能になります。ただ、LTEポケットWiFiのパワーアップ版ともいえるクラウドWiFiの登場により、存在感が薄れてきています。
いよいよクラウドWiFiについてですね!パワーアップ版って気になるなぁ。
クラウドWiFiとLTEポケットWiFiとの違いにも注目してみよう。
クラウドWiFiの特徴
- 完全無制限で使い放題
- トリプルキャリア対応で通信が安定
- 海外でも使用できて便利
クラウドWiFiとは、クラウドSIMを利用したポケットWiFiのことです。一番人気の「どんなときもWiFi」はCMでもおなじみですね。クラウドSIMとは、本来SIMカードに入っている情報をクラウドサーバー上で管理する技術です。複数のキャリア回線の中から、状況に応じて最適なものをルーターにダウンロードします。つまり、現在地において電波が一番入りやすいキャリアの回線を自動で選んで接続されるわけです。LTEポケットWiFiだと、使える回線はSoftbank LTEなど1つのキャリアに限定されるため電波が入りにくい場合も。でもクラウドWiFiなら、電波を心配する必要はほとんどないといえるでしょう。
1.完全無制限で使い放題
クラウドWiFiは、データ通信が完全無制限で正真正銘の使い放題になります。WiMAXだと、ギガ放題プランでも3日10GBという速度制限の壁がありますが、クラウドWiFiはそのような壁がありません。つまり1日中動画を見続けたり、オンラインゲームをしたりしても制限がかかる心配は無用。とはいえ、ネットワークを占有してしまうレベルの通信をすると制限がかかる場合もあるとのこと。要は、常識を大きく外れるような使い方をしなければいいわけです。
これってまさに僕のためのポケットWiFiかも!
データ消費量の心配を全くしなくていいのは助かるよね。
2.トリプルキャリア対応で通信が安定
クラウドWiFiを国内で使う場合、ドコモ・au・Softbankの3キャリア中から最適な回線を自動選択する“トリプルキャリア”対応です。あるキャリア回線の電波が弱い時でも他のもっと強いキャリア回線に自動でつながるため、常に安定した通信ができます。「どんなときもWiFi」という名称は言い得て妙ですよね。クラウドWiFiだと、たとえばあるキャリア回線に通信障害が生じた時でも通信不可能になることがありません。災害時などにも安心なのがクラウドWiFiといえそうです。
3.海外でも使用できて便利
クラウドWiFiは国内だけでなく、なんと海外でも使用が可能。対応国数は100ヵ国超で、日本人の主な渡航先は大体カバーしています。海外で使う際も手続きは不要。1日の料金が決まっており、使った日数分だけ請求される仕組みになっています。海外旅行や出張時に、インターネットをどうしようと悩む必要はもうありません。普段から使っているクラウドWiFiルーターを持って行くだけなので簡単ですね。
海外に行く直前になって割高の海外専用ルーターに申し込むということが無くなるね。
何の手続きも要らず使った日数分だけ料金がかかるのも楽ちん!
まとめ「ポケットWiFiはクラウドWiFiがおすすめ」
ポケットWiFiを回線別に3種類紹介しましたが、ユーザーにとってメリットが一番大きくておすすめなのはクラウドWiFiです。クラウドWiFiがWiMAXやLTEに比べて勝っているポイントをおさらいしましょう。
- 速度制限がなく正真正銘のインターネット使い放題
- 電波のエリア・強さともに一番
- 海外でもインターネットが使える
回線種類ごとのおすすめポケットWiFiは?
様々なプロバイダや会社がポケットWiFiを提供していますが、ここでは回線種類ごとにおすすめのポケットWiFiを紹介します。
クラウドWiFiのおすすめ⇒ 1位:どんなときもWiFi 2位:Mugen WiFi
WiMAXのおすすめ⇒ 1位:GMOとくとくBB 2位:Broad WiMAX
LTEのおすすめ⇒ 1位:NEXTmobile 2位:縛りなしWiFi
なぜ上記のポケットWiFiがおすすめなのか、これから案内する回線別の比較表をご覧ください。
ポケットWiFi比較ークラウドWiFi
最近新たなクラウドWiFiサービスが次々と登場していますが、その中でも主な3つを比較してみます。
どんなときもWiFi | Mugen WiFi | 限界突破WiFi | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1~24ヵ月目 | 3,480円(クレジット) 3,980円(口座振替) | 3,280円(格安プラン) 3,880円(アドバンスプラン) | 3,500円 |
25ヵ月目以降 | 3,980円(クレジット) 4,410円(口座振替) | |||
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 0円 | |
端末代金 | 無料 | 無料 | 無料 | |
通信制限 | なし | なし | なし | |
契約期間 | 2年自動更新 | 2年のみ | 2年、その後1年更新 | |
契約解除料 | 19,000円(0-12ヵ月目) 14,000円(13-24ヵ月目) 0円(25ヵ月目を含む更新月) 9,500円(26ヵ月目以降) | 9,000円(0-12ヵ月目) 5,000円(13-24ヵ月目) 0円(25ヵ月目以降) | 18,000円(0-24ヵ月目) 5,000円(25ヵ月目以降の1年契約期間中) | |
最大速度(下り) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps | |
平均速度(下り)※ | 21.5Mbps | 17.4Mbps | 20.0Mbps | |
利用可能国 | 131ヵ国 | 134ヵ国 | 107ヵ国 | |
海外料金(1日) | 1,280円/1,880円 | 1,320円/1,760円 | 国によって異なる |
※参考:みんなのネット回線速度「ポケットWifi(モバイルルーター)の通信速度レポート一覧」
1.どんなときもWiFi
2019年3月にサービス開始した「どんなときもWiFi」はクラウドWiFiの代表格で、人気が一番高いポケットWiFiです。最近は、次々と新たなクラウドWiFiサービスが登場しているもののユーザー数が少なく、実際の通信速度やサポートなどの口コミを評価するには足りないのが現状。その中で、どんなときもWiFiは沢山のユーザーが利用しており、口コミでも高い評価を得ているので安心です。また、どんなときもWiFiの下り平均速度は21.5Mbpsですが、これは超高画質の4k動画を再生するのにも十分なスピード。3,480円という月額料金は最安ではありませんが、サービス全体の品質や安定感で比較すると一番おすすめです。
どんなときもWiFiの公式サイトをみるどんなときもWiFiはクラウドSIM系ポケットWiFiの走りといえる存在なんだ。
初めてポケットWiFiを契約するなら、安心して申し込める所がいいですよね。
2.Mugen WiFi
2019年10月にサービス開始した「Mugen WiFi」は、どんなときもWiFiと同じルーター端末で月額料金は200円安いお得なポケットWiFiです。“30日間お試し体験”として無料で試すこともできるので、コストパフォーマンスを追求するならMugen WiFiはぴったりでしょう。なお、月額3,880円のアドバンスプランは端末がスマホ型で液晶画面があり、21ヵ国語の翻訳機能が付きます。このルーター端末はモバイルバッテリーにもなるため、スマホをつないで充電することもできます。
Mugen WiFiの公式サイトをみる海外での使用がメインの人でもない限り、安い「格安プラン」でいいと思うよ。
アドバンスプランは2年間で14,400円も高くなるのかぁ・・・
3.限界突破WiFi
名前がインパクトのある「限界突破WiFi」は、事務手数料&ルーター端末代無料で売り出しているクラウドWiFiです。月額料金は「どんなときもWiFi」とほとんど同じですが、端末機種が異なります。限界突破WiFiのルーターはスマホ型で液晶画面が5.7インチの大画面。翻訳アプリや地図アプリが使えて便利という特徴があります。ただし気を付けたいのは、契約して2年以内に解約すると18,000円もの高額な違約金が発生すること。このように2年縛りの条件がきついため、初めてクラウドWiFiに申し込む人に限界突破WiFiはあまりおすすめしません。
限界突破WiFiの公式サイトをみるポケットWiFi比較ーWiMAX
WiMAXポケットWiFiは、プロバイダが異なっても回線の速度や安定度は全く同じ。そのため選ぶ目安は主に金額の差となります。ただし、プロバイダごとに割引特典やキャッシュバックの有無など違いがあり実質料金が分かりづらいため、実質月額を比較する必要があります。下記の比較表にて、実質月額の違いに注目してください。ちなみに全て、データ量の上限がない“ギガ放題プラン”の金額です。
サービス名 | 実質月額 (税抜) | 総額料金(税抜) | キャッシュバック | 端末代金 | auスマートバリューmine | 契約期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB 《キャッシュバック》 | 3,348円 | 152,160円 (3年間) | 28,600~31,600円 | 無料 | 〇 | 3年 |
GMOとくとくBB 《月額割引》 | 3,351円 | 122,660円 (3年間) | 2,000円 | 無料 | 〇 | 3年 |
Broad WiMAX | 3,572円 | 128,626円 (3年間) | なし | 無料 | 〇 | 3年 |
JP WiMAX ※新規契約停止中 | 3,286円 | 128,300円 (3年間) | 10,000円 | 無料 | × | 3年 |
カシモWiMAX 《新端末プラン》 | 3,624円 | 130,468円 (37ヵ月)※ | なし | 無料 | × | 3年 |
カシモWiMAX 《最安級プラン》 | 3,524円 | 126,888円 (3年間) | なし | 無料 | × | 3年 |
BIGLOBE WiMAX | 4,746円 | 63,960円 (1年間) | 7,000円 | 19,200円 | 〇 | 1年 |
UQ WiMAX (2年契約) | 4,505円 | 108,120円 (2年間) | なし | 15,000円 | 〇 | 2年 |
UQ WiMAX (契約期間なし) | 5,300円 | 63,600円 (1年間契約した場合) | なし | 15,000円 | 〇 | なし |
※カシモWiMAX(新端末プラン)は端末発送月も日割りではなく1ヵ月分の料金がかかるため、端末発送月の料金込みで計算しています。
1.GMOとくとくBB
GMOとくとくBB WiMAXは、月額割引特典かキャッシュバック特典を選べます。実質月額で見るとコストパフォーマンスに非常に優れたポケットWiFiといえます。また、GMOとくとくBBを運営するGMOグループは東証一部上場の大企業というのも安心材料といえるでしょう。気をつけるポイントとして「キャッシュバック特典」は受け取りが1年後と遅く、受取り手続きを忘れてしまうとキャッシュバックをもらい損ねるリスクがあります。そもそも実質月額で比較すると金額はあまり変わらないため、「月額割引特典」を選ぶほうがおすすめですよ。
\月額割引ページ/ 公式サイト | \キャッシュバックページ/ 公式サイト |
それでも高額キャッシュバックには憧れるんだよなぁ・・・
そんな人のために、GMOとくとくBBの記事で確実にキャッシュバックを受け取る対策を紹介しているよ。
2.Broad WiMAX
Broad WiMAXは、コスパではGMOとくとくBBに敵わないものの、他社にない大きなメリットを持っています。それが、他社インターネット回線から乗り換え時に発生する契約解除料を最大19,000円まで負担してくれるというサービスです。たとえば、光回線や他社ポケットWiFiを現在使っている人が、契約期間中にBroad WiMAXに乗り換えたとしても違約金の心配は不要。というわけで、ポケットWiFiに乗り換えたいけど違約金がネックという人には一押しです。
Broad WiMAXの公式サイトをみる3.JP WiMAX
JP WiMAXを契約すると、Amazonギフト券10,000円分の特典がもらえます。それを計算に入れると、実質月額がWiMAX中最安に。コスパ追求するならおすすめのポケットWiFiです。
JP WiMAXは現在、端末の在庫不足が理由で新規契約ができなくなっています。 |
4.カシモWiMAX
カシモWiMAXは、業界最安級の月額1,380円~という広告で知られるポケットWiFiです。これを見るとすごく安く感じますが、じつは1,380円なのは1ヵ月目だけで、2ヵ月目以降は3,480円~と料金がぐんと上がります。また、GMOとくとくBBやBroad WiMAXが対応しているauスマートバリューmineに対応していないのもマイナスポイント。魅力に今ひとつ欠けるといえるでしょう。
カシモWiMAXの公式サイトをみる5.BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXの特徴は、契約期間が1年と短く気軽に申し込めること。ほとんどのプロバイダは縛り期間が3年と長いため、契約に縛られたくない人にはBIGLOBE WiMAXはおすすめです。その代り、ルーター端末代金は税込21,120円もかかるので、WiMAXルーターをすでに持っていてSIMカードのみ契約するのが賢いやり方かもしれません。
BIGLOBE WiMAXの公式サイトをみる6.UQ WiMAX
WiMAX回線を所有するUQコミュニケーションズが運営するUQ WiMAXは、WiMAXの本家ともいけるサービスです。他のWiMAXプロバイダに比べて料金は比較的高いものの、通信品質やサポート面でレベルが高いため、安心感を重視する人にはおすすめ。契約期間の縛りがないプランが選べるのも注目です。
ポケットWiFi比較ーLTE
LTEのポケットWiFiは、基本的にSoftbank 4G LTE回線を使用するサービスになります。マルチキャリア対応のクラウドWiFiに比べて多少見劣りしますが、それでも料金の安さや契約縛りがないなどのメリットは見過ごせません。下記の比較表では参考のためY!mobileのポケットWiFiも記載しています。
NEXTmobile | 縛りなしWiFi | Y!mobile Pocket WiFi | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1~24ヵ月目 | 2,400円(20GBプラン) 2,700円(30GBプラン) 3,100円(使い放題プラン) | 3,300円(縛りなしプラン) 2,800円(縛っちゃうプラン) | 3,696円(7GBプラン) 4,380円(上限なし) |
25ヵ月目以降 | 2,900円(20GBプラン) 3,200円(30GBプラン) 3,600円(使い放題プラン) | |||
事務手数料 | 3,000円 | 1,000円 | 3,000円 | |
端末代金 | 無料 | 無料レンタル | 10,800円 | |
通信制限 | なし | 2GB/1日を超えると当日速度制限 | 10GB/3日を超えると当日速度制限 | |
契約期間 | 2年自動更新 | なし(縛りなしプラン) 3年(縛っちゃうプラン) | なし | |
契約解除料 | 19,000円(0-12ヵ月目) 14,000円(13-24ヵ月目) 0円(25ヵ月目を含む更新月) 9,500円(26ヵ月目以降) | なし(縛りなしプラン) 15,000円+1,200円×契約残月数(縛っちゃうプラン) | なし | |
最大速度(下り) | 150Mbps | 187Mbps | 約1Gbps | |
平均速度(下り)※ | 23.3Mbps | 15.4Mbps | 23.9Mbps(603HW) |
※参考:みんなのネット回線速度「ポケットWifi(モバイルルーター)の通信速度レポート一覧」
NEXTmobileはコスパ抜群、速度制限もなくて魅力的ですね!
Y!mobileと比べると違いがよく分かるんじゃないかな。
1.NEXTmobile
NEXTmobileは、どんなときもWiFiと同じ株式会社グッド・ラックが運営するLTEポケットWiFiです。使い放題プランの月額3,100円は、速度制限がないポケットWiFiの中で最安クラス。ただ、3年目以降は月額料金が500円高くなってしまうため、2年契約満了時に他社に乗り換えるのがおすすめです。NEXTmobileは平均速度も23Mbpsと十分なスピードがあるので、外出時だけでなく家屋での利用にも適しています。
ネクストモバイルの公式サイトをみる月額料金は税込でも3,410円ってすごく安いなぁ。
できるだけ節約したいならNEXTmobileはグッドチョイスといえるね。
2.縛りなしWiFi
縛りなしWiFiはWiMAXルーターとLTEルーターのどちらも扱っているポケットWiFiサービスです。ただしルーター端末は基本的に選ぶことができず、どちらかの回線が使えない事情がある場合に限り指定することができます。縛りなしWiFiではプランが2つありますが、月額が安い方の「縛っちゃうプラン」は3年縛りで解約金が15,000円、さらに契約残月数×1,200円の端末代金が請求されます。このように縛り条件が厳しいため、縛りなしプランのほうがおすすめです。
縛りなしWiFiの公式サイトをみるポケットWiFiは最新機種がおすすめ
ポケットWiFiに申し込む際にルーター端末を選べるのであれば、なるべく最新機種を選ぶといいでしょう。新しい機種は旧機種に比べて、性能が基本的に高くなっているからです。下記に各ポケットWiFiの最新ルーター機種を紹介します。
どんなときもWiFi | Mugen WiFi | WiMAX | NEXTmobile | 縛りなしWiFi | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ルーター機種 | D1 | U2s | G4 | WX06 | FS030W | WX05 |
発売日 | 2019年6月21日 | 2019年6月21日 | 2019年6月21日 | 2020年1月30日 | 2016年12月22日 | 2018年11月8日 |
回線種類 | クラウドWiFi | クラウドWiFi | クラウドWiFi | WiMAX | LTE | WiMAX/LTE |
重量 | 151g | 151g | 188g | 127g | 128g | 128g |
液晶画面 | なし | なし | あり | あり | あり | あり |
最大速度(下り) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps | 440Mbps | 150Mbps | 440Mbps |
最大速度(上り) | 50Mbps | 50Mbps | 50Mbps | 30Mbps | 50Mbps | 30Mbps |
連続通信時間 | 12時間 | 12時間 | 12時間 | 14時間 | 20時間 | 14時間 |
同時接続台数 | 5台 | 5台 | 5台 | 16台 | 5台 | 10台 |
その他機能 | 海外使用可能 | 海外使用可能 | 海外使用可能 翻訳機能 充電機能 | LTE接続 (月間7GBまで) | LTE接続 (月間7GBまで) |
NEXTmobileだけ端末が古い感じがしますけど大丈夫なんですか?
基本性能はしっかりしてるし、長く現役という意味で安定してるとも取れるね。
通信速度に差があるけど快適に利用できる?
ルーター性能を比較する際に通信速度の差が目に留まるかもしれませんが、これはあくまで最大数値であって実際に出る速度ではありません。実効速度が10Mbps以上あればインターネットで一通りのことはこなせますし、20Mbpsもあれば十分快適といえます。クラウドWiFiもLTEポケットWiFiも、それくらいのスピードが出るので心配は不要です。
ポケットWiFiでよくある質問
ポケットWiFiについて、よくある3つの質問に答えます。
ポケットWiFiとWiMAXの違いは?
ポケットWiFiというのは、持ち運び可能なモバイルルーターを使用したインターネット接続サービスの総称です。つまり、WiMAXもポケットWiFiの一種といえます。ポケットWiFiという名称はもともと、Y!mobileの「Pocket WiFi」という商品名から始まったと考えられます。そこから、モバイルルーターの接続サービス全体がポケットWiFiと呼ばれるようになったのでしょう。ポケットWiFiの他に「モバイルWiFi」という場合もあり、正式名称が決まっているわけではありません。
自宅だけでポケットWiFiを使う人もいる?
自宅で光回線の代わりにポケットWiFiを使用する家庭も増えています。モバイルルーターを自宅で使うこともできますが、自宅使用が主ならホームルーター(通称「置くだけWiFi」)を選ぶのもありです。ホームルーターは据え置き型で、室内なら電波がより通りやすくなります。なお選択肢にホームルーターがあるのは、各WiMAXプロバイダとNEXTmobileです。
詳しいことは置くだけWiFiの記事を参考にするといいよ。
僕は外出時はスマホのテザリングを使うから、置くだけWiFiのほうが向いてるかも!
ポケットWiFiは家電量販店でも契約できる?
大手の家電量販店でもポケットWiFiを契約することは可能ですが、インターネットで申し込むのに比べて割高になる場合がほとんど。インターネット上で直接申し込むと、間でマージンを取る販売業者が入っていない分、割引やキャッシュバックなどの特典が付くんです。自宅にいながら5~10分ほどで簡単に申し込めるのも負担が少なく楽ですよ。
おすすめのポケットWiFiおさらい
ポケットWiFiについて大事なポイントをメリット・デメリットにまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
WiMAX | ❶通信速度が一番速い ❷使い方に応じてルーター機種を選べる | ❶3日10GBの速度制限がある ❷電波が障害物に弱い ❸料金が比較的高め |
LTE | ❶電波が障害物に強い ❷月額料金が最安レベル | ❶使える回線は1つだけ |
クラウド WiFi | ❶速度制限がなく本物の使い放題 ❷トリプルキャリア対応で電波は最強 ❸海外でも使用できる | ❶契約の縛りが2年 |
回線種類別に比較した上でおすすめできるポケットWiFiは次のようになります。
クラウドWiFiのネット使い放題は魅力的だな~。一日中Netflix観まくれるし!
使い放題で月額3,000円台というのも、本当にいい時代になったね。