インターネット回線速度のスピード測定サイトおすすめは?

今使っているインターネット回線の速度が知りたいなら、無料で簡単に測定できることをご存知ですか?

この記事では、ワンクリックでネットスピードを測定できる手軽なツールから、かなり正確に測定できる本格的ツールまで、おすすめの測定サイトをご紹介。

「ネットが遅くて困ってる・・・」
「もっとスピードを上げるにはどうしたらいいの?」
など、回線速度に関する悩みの解決策も取り上げますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ちょうど僕も、夜はネットスピードが遅いなーと思ってたんですよ。

まずは速度を測定して、快適な通信速度の目安と比較してみよう。

回線速度の測定サイトおすすめ5選

インターネット回線の速度測定サイトは探すと沢山ありますが、ここでは広く使用されており認知度も高い5つのサイトを紹介します。

  • Googleスピードテスト
  • Fast.com
  • RBB SPEED TEST
  • 速度.jp
  • SPEEDTEST

上記のどれか1つではなく2~3のサイトで測定して中間の数値を割り出すことで、より正確なスピード測定ができますよ。各サイトの特徴は以下の通りです。

Google
スピードテスト
Fast.comRBB
SPEEDTEST
速度.jpSPPEDTEST
ワンクリック測定×
ping計測
広告表示なしなしありありあり
対応機器PC/スマホPC/スマホPCPCPC
スマホアプリ××
◆横にスクロールできます →

快適な回線速度の目安についてはこちらの記事を参照するといいよ。

自分のインターネット回線に快適なスピードが出ているか分かりますね!

これから、それぞれの測定サイトを具体的に紹介します。

測定の簡単さを「お手軽度」
測定結果の精度を「正確度」
見た目のカッコ良さを「Cool度」として表しています。

1.Googleスピードテスト

Googleスピードテスト

お手軽度4.0
正確度3.0
Cool度1.0

Googleに備わっている、初心者でも簡単にできるスピード測定ツールです。Googleの検索バーに“スピードテスト”と入力すると、「インターネット速度テスト」と出てきます。右下の「速度テストを実行」をクリックすると回線速度の測定が始まり、30秒くらいで結果が表示されます。ダウンロード・アップロード速度だけでなく、その速度を評価してくれるためネット初心者でも分かりやすいのが特長です。たとえば「この速度では1つのデバイスで動画再生はできるけど、複数のデバイスを接続すると遅くなるよ」などと教えてくれます。ネット回線速度を気軽に知りたいなら、まずはGoogleスピードテストを試すといいでしょう。

2.Fast.com

Fast.com

お手軽度5.0
正確度3.0
Cool度4.0

Fast.com(ファストドットコム)は、Netflixが提供する速度チェックサイトです。ページを開くとすぐに測定がスタートするという手軽さが特長。ダウンロード速度の結果のみ表示されますが、「詳細を表示」をクリックすることでアップロード速度とレイテンシが表示されます。広告など一切表示されないシンプルな画面で見やすいのもGOOD。とりあえずパッと速度を知りたい時には一番おすすめのサイトです。ブラウザのブックマークに登録しておけば、ワンクリックで回線速度を計測できて便利ですよ。

 

このFast.com、僕のお気に入りなんですよ!大好きなNetflixの提供だし(^^♪

3.RBB SPEED TEST

RBB SPEED TEST

お手軽度2.0
正確度5.0
Cool度3.0

RBB SPEED TESTは、1998年に回線速度の測定サービスを開始した王道サイトです。郵便番号や回線種類、プロバイダなどを選択する手間がいる代わりに、より正確な結果を得ることができます。なるべく正確な速度を計測したいならイチオシのサイトといえるでしょう。さらにRBB SPEED TESTでは、光やスマホ(LTE)など回線別の平均速度やランキングといったデータも公開しています。自分のインターネット回線のスピードが平均に比べて速いのか遅いのかチェックするのもいいですね。なお、無料のアプリをダウンロードすればスマホからでも速度を計測できます。

4.速度.jp

速度.JP

お手軽度4.0
正確度3.0
Cool度2.0

速度.jpは、ワンクリックでスピード測定できるだけでなく、自分が住んでいる地域の平均速度も知ることができる便利な速度測定サイトです。ただしブラウザページは広告が多く表示されるため、見づらいと感じるかもしれません。速度.jpには、自分のウェブサイトやブログに貼り付けて使えるタコメーター風スピードチェッカーを入手できる無料サービスもあります。いちいちページにアクセスするのが面倒くさいという人におすすめですよ。

5.SPPEDTEST

SPPEDTEST

お手軽度4.0
正確度4.0
Cool度5.0

手軽さと測定精度、カッコ良さのバランスが一番優れている速度測定サイトが、このSPPEDTESTです。英語表示でクールな感じにまず目が行きますが、通信速度が最も速くなるサーバーを自動選択してくれる特徴にも注目。この機能のおかげで、より正確な速度を知ることができるんです。SPPEDTESTはインターネット上級者や通信のプロでも使っている速度測定サイトなので、信用度も高いといえます。なお、スマホ用の無料アプリをダウンロードすればLTE回線の速度も計測できて便利ですよ。

私はいつもこのSPPEDTESTを愛用しているよ。何事もバランスが大事だからね。

インターネット回線速度に関するQ&A

ここから、インターネット回線速度についての様々な疑問に答えていきます。分からないことはスッキリ解決しましょう!

回線速度の上り下りって何のこと?

下りデータのダウンロード
上りデータのアップロード

インターネット回線でデータをダウンロードする通信のことを「下り」、データをアップロードする通信のことを「上り」といいます。たとえば、ウェブサイトを開いたりyoutubeで動画を再生したりするのは下り通信、メールを送信したり写真や動画をSNSに投稿したりするのは上り通信になります。基本的には下り通信のほうがよく使われるため、主に下り速度が大事といえるでしょう。

快適な回線スピードの目安は?

インターネットで高画質の動画を観たり、大容量のデータをダウンロードしたりするのを快適にこなせる下り速度は20Mbps。これは、超高精細の4K動画も詰まらず再生できるだけのスピードです。もっと言うと、下り5MbpsもあればyoutubeでHD動画(1080p)の再生に支障がないレベルといえます。また上り速度は10Mbpsもあれば、写真や動画をアップロードする際に不満を感じることはないでしょう。

快適さの度合いは人によって異なるから、一概には言えないけどね。

僕はNetflixで最高画質の映画を観たいから、やっぱり20Mbpsは欲しいなぁ。

ping(レイテンシ)って何?

pingまたはレイテンシとは、データを送信して応答が返ってくる速度を表しています。主にオンラインゲームをする際に大事になってくる数値です。pingの単位はms(ミリセカンドという)で表し、数値が小さければ小さいほど応答速度が速いということになります。オンラインゲームを快適に遊べる目安は、50ms以下です。

速度測定サイトごとに数値が異なるのはなぜ?

速度測定サイトごとに、測定方法やつながるサーバーが異なるからです。サーバーというのはインターネット時の接続先コンピューターのことで、サーバーへの距離やサーバーの混雑具合によって通信速度が上下します。より正確な速度を知りたいなら、最適なサーバーを自動選択してくれるSPEEDTESTなどがおすすめですよ。

回線スピードが最大速度とかけ離れているんだけど?

インターネットサービスの広告に表記されている最大速度はベストエフォートといって、理論上の最大値です。これは、スピードが落ちる色んな要因を無視した数値なので、実際にそのスピードが出ることはあり得ません。一般家庭でインターネットをする際に出る実効速度は、使用状況によって最大速度の1/10~1/100程度に下がることが普通です。たとえば、最大速度1Gbpsの光回線やWiMAX回線なら実効速度は10~100Mbpsの範囲となります。

要は、公式ホームページに記載の最大速度はあてにならないってことなんだ。

実際に出る速度がどれくらいなのか調べたほうがいいんですね。

回線速度が夜に遅くなる理由は?

インターネット回線の使用率が上がれば上がるほど、回線の混雑によって速度は遅くなります。そして、インターネットの使用が一番多いのは夜の時間帯です。日中は仕事をしている沢山の人が、夜のリラックスタイムにインターネットを使うのも当然ですよね。そのため、日中に比べて夜は速度がガクッと落ちるのはよくあることなんです。特に、ユーザーが一番多いNTTフレッツ光や光コラボは夜の速度低下が著しく、マンションなど集合住宅では10Mbpsを下回ることも。それに対して、どんなときもWiFiなどのWiFiサービス系は最大速度こそ光回線に及ばないものの、夜でもあまり速度が落ちず快適に使えると評判です。

光回線なのに遅いのはなんで?

光回線だからイコール速い、というわけではありません。上でも説明した通りユーザーが多ければ多いほど遅くなりますし、プロバイダによってもスピードは変わります。スピードを追求するのであれば、NURO光やauひかりなどがおすすめですよ。また光コラボの中でもIPv6接続に対応しているところは速度があまり落ちません。これらについては後ほど解説します。

基本的には、NTTフレッツ光ではない独自の光回線を使用しているほうが速いんだよ。

やっぱりユーザーが多過ぎるとスピードに影響するんですね・・・

WiMAXルーターを置く場所によって速度が変わるのはなぜ?

WiMAXを使っている方なら、WiMAXルーターを置く場所によって速度がかなり変わることにお気づきでしょう。これは、WiMAXの電波が敏感で干渉されやすいためです。できれば窓側や高い位置にルーターを置くことで電波が入りやすくなり、速度も上昇します。また、家の近くに大きな山があったり、鉄筋コンクリートのマンションが周りを取り囲んでいたりすると、WiMAXの電波が改善されないこともあります。ちなみにモバイルWiFiはWiMAX回線ではなくスマホと同じLTE回線を使用しています。そのため電波が強くて干渉されにくく、使用する場所を選びません。

速度が速いおすすめの光インターネット回線

「実際にスピード測定サイトで計測したら速度が遅かった・・・」という方のために、速度が速くておすすめの光インターネット回線を紹介します。ここに挙げるもの以外でも、たとえば地域限定の光回線などは速いですが、この記事で全て取り上げることはできません。そこで、全国的に申し込める光回線を紹介しています。

①NURO光

NURO光は、ソニー系列の光回線サービスです。最大速度は下り2Gbpsと、他の光回線の2倍になっています。「でも実効速度はどうせ落ちるからあまり変わらないんでしょ」と思われるかもしれませんね。ところが、NURO光はNTTフレッツ光ではなく独自の光回線を使用しているため回線混雑がほとんどなく、速度があまり低下しないんです。NURO光の平均速度は250Mbps以上で、600~700Mbps出ることもざらにあります。これだけの爆速であれば、どんなに重いオンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードも軽々ですね。

ただし、NURO光に対応していない県やエリアもあります。NURO光の公式ホームページにて、お住まいの場所が対応しているかどうかまず確認することをおすすめします。

②auひかり

auひかりは、主にauスマホユーザー向けの光インターネットです。auひかりもフレッツ光とは異なる独自回線を使用しており、スピードがとても速いことで知られています。最大速度は1Gbpsなら全国で申し込めますが、関東エリアの一部では5Gbpsまたは10Gbpsという超速も選ぶことが可能。また、高額キャッシュバックなどのキャンペーンを実施しているのも魅力的です。auスマホと併用することでさらに割引もあるので、auユーザーなら見逃せない光インターネットサービスといえるでしょう。

③IPv6接続対応の各種光コラボ

NTTフレッツ光回線を使用する光コラボなら、IPv6接続(またはIPoE接続方式、v6プラス)対応のものを選ぶことをおすすめします。以前はIPv4とPPPoE接続方式が一般的でしたが、IPv6とIPoE接続方式は新しい通信技術として登場しました。早い話が、「IPv6」「IPoE」「v6プラス」などと付いていれば速度低下が少なく、より快適なインターネットができるわけです。以下はIPv6・IPoEに無料対応している主な光コラボです。

光コラボ名サービス特徴
ドコモ光(GMOとくとくBB)・ドコモのスマホユーザーは月額料金が割引になる
・キャッシュバックやdポイントプレゼント特典あり
・WiFiルーターのレンタル無料
Softbank光・Softbankのスマホユーザーなら毎月1,000円割引
・Softbankの多彩なサービスが付いてくる
@nifty光・auスマートバリュー対応でauスマホが割引
・キャッシュバックや月額料金割引特典あり
・セキュリティソフト1年間無料
ビッグローブ光・auスマホまたはBIGLOBEモバイルと併用で割引
・キャッシュバックや月額料金割引特典あり
・WiFiルーターのレンタル1年間無料
So-net光・3年間は基本料金が大幅割引
・WiFiルーターのレンタル永年無料
・auスマートバリュー対応でauスマホが割引
・セキュリティソフトが無料
・訪問設定サポートが端末1台分無料

速度が速いおすすめのモバイルWiFi回線

ルーターをどこにでも持ち歩いて高速インターネットが使えるモバイルWiFi(ポケットWi-Fi)。光回線のように固定回線ではなく無線なので、通信スピードが気になりますよね。しかも最近は、新たなモバイルWiFiが次々に登場しているので、どれを選んだらいいのか分からない人もいることでしょう。そこで、実効速度が速いことで知られている2つのモバイルWiFiを紹介します。

どんなときもWiFiUQ WiMAX
ネット回線ドコモ/Softbank/au
いずれかのLTE回線
WiMAX回線
通信速度制限の条件著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をした場合、概ね384Kbpsに制限直近3日間で10GBを超過すると翌日18時~翌2時まで概ね1Mbpsに制限
最大速度(下り)150Mbps440Mbps~1.2Gbps
平均速度(下り)※22.45Mbps53.2Mbps(HOME L02)
32.49Mbps(WX06)
月額料金(税抜)3,480円(2年契約)3,880円(2年契約)
4,050円(契約期間なし)

※平均速度は「みんなのネット回線速度」による直近3ヵ月(2020年2月6日時点)の測定結果を記載しています。

①どんなときもWiFi

どんなときもWiFi

どんなときもWiFiは、スマホと同じくLTE通信を行うモバイルWiFiです。ドコモ・au・Softbankという3キャリアの中で、最適な回線に自動的につながるという特徴があります。そのため屋外・室内ともに電波が強く、どこにいても快適な通信ができるのが強みといえるでしょう。どんなときもWiFiの平均速度も、快適な通信速度の目安といえる20Mbpsをクリアしています。また通信速度制限が事実上なく、1日10GBほどの大容量通信したとしても速度制限がかからないレベルです。それでいて、月々の料金は税込みでも4,000円かからないのはすごいですね。ただし最大速度が低い分、大人数で同時にネットにつなぐと遅さが気になってしまうかもしれません。ですので、どんなときもWiFiは1~2人で使うのに適したモバイルWiFiといえるでしょう。

しかも、どんなときもWiFiって海外でも使えるんですよね。僕も海外出張時には使えるなぁ!

新卒くんが海外出張する日はまだまだ来ないと思うけどね。

②UQ WiMAX

UQ WiMAX

モバイルWiFiとして最大通信速度が名実ともにトップなのがUQ WiMAXです。ルーターもポケットサイズのモバイルルーターと、室内で安定して速いホームルーターの2種類あります。主に外出先で高速インターネットを使いたい人はモバイルルーター、室内で固定回線の代わりに使いたいならホームルーターを選ぶといいでしょう。平均の実効速度はホームルーターが50Mbps超、モバイルルーターでも30Mbps超と、十分なスピードが出ます。ただし、3日10GBという速度制限の壁があります。ということは、1日平均3.3GBまでは快適に使えるものの、それを超えると速度が遅くなってしまうわけです。つまりUQ WiMAXは、通信スピードはスポーツカー並みですが、通信量が多すぎると自動ブレーキがかかって遅くなるリスクがあるといえますね。ですので、インターネット使用はヘビーユーザーまでいかず、そこそこ使うレベルの方におすすめです。

引越しが多い人は特にUQ WiMAXが便利なんだ。回線工事も不要だからね。

最新のホームルーターは電波もさらに強いみたいだから、Netflixも安心して観れますね!

インターネット回線速度測定についてのまとめ

インターネット回線の速度は、以下の測定サイトで簡単に知ることができます。もっと正確な速度を知りたいなら、複数のサイトで速度測定して中間値を割り出すといいでしょう。

測定結果が20Mbps以上なら全く問題ない通信スピードが出ているといえます。もし10Mbps以下になるようなら、もっと速度が速い下記のインターネット回線に乗り換えを検討してもいいかもしれませんね。

速度が安定して速い光回線
  • NURO光
  • auひかり
  • IPv6、IPoE、v6プラス対応の光回線
速度が安定して速いモバイル回線
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